働く人々の声

一人ひとりに向き合う“寄り添う看護”が
ここにある。

看護師
Tさん(入職2年目・転職入職)

経験を活かして働くことができ
新たなスキルも獲得できる

野村病院に来る前は、急性期病院で働いていました。急性期で働いている看護師の方のなかには、「慢性期病院に移れば、これまで培ってきた看護技術を使う機会があまりなく、スキルが衰えてしまうのではないのか」。また、「急性期と比べて看護技術が身に付かないのでは」と感じている方もいると思うんです。実は私も当院に来る前はそうでした。

私が野村病院への転職を決めたのは、それまで抱いていた慢性期のイメージとは違うと感じたからです。

野村病院では、人工呼吸器など他の慢性期病院ではやっていないような高度な医療もしているため、今まで培ってきた看護技術を活用することができ、技術を保ちながら慢性期における看護も勉強できるなど、むしろ看護師としての幅が広がるのではと感じました。

実際に慢性期では、経過が長いご高齢の患者さんが多く、さまざまな病気を抱えているため、合併症を含めた幅広い知識を習得できますし、超高齢社会でますます重要となってくる訪問看護師を見据えた看護も学べるなど、以前よりも看護師としてスキルアップしているなと感じています。

気持ちに余裕をもって
働くことができる

急性期から慢性期に変わって最も感じたのは、時間に追われるプレッシャーがなくなり精神的に楽になったことですね。急性期病院にいたころは、命の危機に直面している患者さんが多く、常に時間と競い合っているようなバタバタとした働き方でした。緊急入院に追われ、何かあれば急いで先生に報告し、急いで処置や検査をしてと、とにかく目まぐるしい毎日でしたね。定時に帰ることも難しく、時間外や休日に呼ばれることもありました。

一方、慢性期は突発的な対応が少なく、ある程度業務がルーティーン化されているため、気持ちに余裕をもって働くことができます。野村病院では、『残業ゼロで働きやすい職場づくり』を推進しているため定時で帰ることもできますし、時間外や休日に呼ばれることもありません。働きやすく、家庭と仕事を両立しやすい環境なんです。

大きなやりがいもある、
看護師として輝ける場所

野村病院の看護師は、私のように急性期病院から来た人も多いですね。子育てと両立するためだったり、体力的なことだったりと理由はさまざまですが、みなさん、これまで培ってきた看護技術を活かしながら、やりがいをもって働いています。

それと当院は、「もっとこうしたほうが良いのでは」という提案や発言をしやすい環境であり、それを受け入れてくれる寛容さがあるのも素晴らしいところだと感じています。入職して直ぐに溶け込むことができますし、意見も言いやすい土壌があり、のびのびと働ける環境もいいですよね。

急性期医療だから看護の質も技術も高いということではありませんし、急性期から慢性期に来たとしても、看護の質が下がるというわけでは決してありません。急性期と慢性期の看護は、それぞれの役割に違いがあるだけで、同じように看護の質や技術の高さは求められます。しかも、慢性期では一人ひとりの患者さんとじっくり向き合った“寄り添う看護”ができるため、看護師としてのやりがいもしっかり感じることができるはずです。

慢性期という場所が、自分のしたい看護に向いていると思う方なら、看護師として思い切り輝くことができ、楽しく充実した毎日が送れると思います。